【マーキュリー・ゼネラル(MCY)】高配当利回り〜8.6%/買い時はいつか? 株価/業績/事業内容を徹底分析!

30年以上連続増配が行われており配当利回り5〜6%で推移している高配当銘柄「マーキュリー・ゼネラル(MCY)」。
過去のリーマンショックやITバブルにおいても減配することなく増配を続けているため、安定的な銘柄であることが最大な魅力です。
株価が大きく下落しており配当利回りも高い状態で推移していますね。
私みそが「マーキュリー・ゼネラル(MCY)」基礎知識や投資タイミングなどをお伝えします。強みや弱みを含めて投資の参考になればと思います。

みく
「マーキュリー・ゼネラル(MCY)」の配当利回りは過去を見てもとても高い状態だね!
そうた
売上もフリーCFもリーマンショック後から増加し続けているので安定感があるね。

「マーキュリー・ゼネラル(MCY)」に投資をする時、配当利回りが良いから、という理由だけでなんとなく投資をしていないでしょうか

もちろん上記のことは事実ではありますが、事業内容や業績もしっかり把握しておかないと、いつの間にか減配危機が訪れていたりするから注意をしましょう

それでは「マーキュリー・ゼネラル(MCY)」におけるこれまでのデータをみていきますので、ぜひアナタに合う銘柄であるかを確認して運用を決めてくださいね。

この記事でわかること


「マーキュリー・ゼネラル(MCY)」の事業内容
株価・配当金・配当利回り推移
売上高・営業利益・純利益推移
キャッシュフロー推移
「マーキュリー・ゼネラル(MCY)」購入タイミング
みその分析まとめ

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基本情報・事業内容の特徴

そうた
まずは基本情報を確認しようね!

マーキュリー・ゼネラルは、子会社を通じて損害保険事業を展開する保険持株会社で、①個人向けの自動車保険に注力している。米国の11の州で事業を展開するが、1961年に創始者であり大株主でもあるジョージ・ジョセフ氏(現、取締役会長)が自動車保険会社を設立したカリフォルニア州が、保険料収入の約80%を占めている。保険商品はすべて独立系代理店を通して販売されている。
参考:マネックス証券(銘柄スカウター)

上記の説明で1箇所説明したいと思います。

①金融セクターの中でも自動車保険が中心となっている銘柄です。
日本企業でイメージすれば、かなりざっくりとなりますが、ソニー損保やチューリッヒのようなイメージを持っていただければわかりやすいですね。

 

自動車保険なので、自動車を持っている限り契約者は支払いをしますので、コロナの影響はそこまで大きくはないと思いますが、契約者の資金不足による滞納などによる影響はあるかもしれません。
そのためきちんと保険料収入がきちんと回収できているかどうか、売上高や純利益、キャッシュフローはしっかり見て投資判断をしましょう。

 

配当金推移

そうた
増配30年以上で安定的に配当金は増えているね!

配当金はきれいな右肩上がりのグラフですね。
リーマンショック後から増配率は低くなっていますが、それでもしっかり毎年増配しています。

 

株価と配当利回りの推移

みく
配当利回りも今は比較的高い状態だね!

リーマンショック時ほどの株価下落ではなかったため、配当利回りはそこまで上がりませんでしたが、直近10年間の中では配当利回りは比較的高い方ですね。
増配率は低くなりましたが、増配は毎年継続しているので、リーマンショック直後よりも配当利回りは高くなりやすくなっています。
逆に株価の下落率がリーマンショックほどではないということは、体力がついた企業でもあるという見方もできることは頭に入れておきましょう。

配当金は毎年増加していますが、見てもわかるように株価は上下に動いているため、下がったところで買い増しを行いたいですね。
基準は配当利回りが5%超えるタイミングです。
コロナ後の今は配当金投資家にとってはボーナスタイムですね。

 

売上高・営業利益・純利益・当期利益・キャッシュフロー 推移

みく
売上高もキャッシュフローも右肩上がりで上昇しているね!

企業の成長性に一番危険とされるのが売上高の減少ですが、しっかり売上高を伸ばしています
※営業利益=本業から得られる利益 純利益=本業以外も含めた利益

また高配当銘柄で注目すべき点がフリーキャッシュフローです。これがマイナスだと利益がない中、無理に配当金を支出していることになります。
MCYの場合、直近5年は着実に増やしていますので安心感がありますね。
ただし、コロナによって利益は減っている可能性は高く、フリーCFが悪化していないか確認は必要のなります。

 

【参考】トータルリターン比較(MCY・VYM・HDV・SPYD・VTI)

そうた
高配当ETFとも引けを取らないトータルリターンだね。

2015年SPYDが運用されてからの比較をしていますが、トータルリターンでは他の高配当ETFと大きくは変わりません。
いくら増配が30年以上続いているからと言っても、増配以上に株価が下落していることがわかります。

今後はMCYの株価が回復してくると、圧倒的な配当利回りとトータルリターンを得ることができますが、それは高配当ETFも同じです。
複数銘柄で構成されている他高配当ETFとは異なり、MCYは個別株リスクは考えておくべきです
ただし、高配当ETFと異なりMCYは連続増配しているのが強みであることは覚えておきましょう。

 

【MCY】マーキュリー・ゼネラル 購入タイミングの目安

みく
結局どのタイミングで購入するのが良いのかな。

購入タイミング


毎月決まった金額を機械的に購入する
安くなった時にまとめて購入する

一番簡単なのが定期積立ですね。例えば毎月25日(給料が入った直後)3万円分購入する。このようにすれば相場の上下に影響されることなく、投資をすることができます。

ただし、高配当個別銘柄に関しては株価の変動も大きいため、目標の配当利回りを超えた(株価が下がった)タイミングでまとめて保有した方が良いですね。

過去の平均から見ると配当利回りが最低でも5%超えるタイミングで投資を行いたいです。
今回のコロナショックは絶好の投資タイミングですね。
ただし、しっかり事業内容や業績、フリーCFを確認し、減配可能性に納得した上で投資をしましょう。

 

【MCY】マーキュリー・ゼネラル みその分析まとめ

そうた
先生から見て「マーキュリー・ゼネラル(MCY)」はどんな評価なの?

「マーキュリー・ゼネラル(MCY)」 分析まとめ


30年以上増配の配当チャンピオン銘柄
売上もフリーCFもリーマンショック後からしっかり積み上げ
トータルリターンは高配当ETFと変わらないがVTIに劣る
成長性という意味では金融セクターは望みが薄い
配当利回り5%以上が投資タイミング

高配当銘柄かつ金融セクターの中では売上もフリーCFも安定して増加しているため、安定感がトップレベルにあります。
配当利回りもコロナ後では6%を超えているので、高配当投資家にとっては大きなチャンスですね。

金融セクターに属している以上、将来的に大きく成長できるというシナリオが描きづらいですが、売上高/純利益/フリーCFが増加し続けている限りは大きな問題にはならないでしょう。

ただし、コロナの影響は少なからず受けているので、売上高/フリーCFがどのくらい減少するのかは今後チェックが必要です。

 

また、短期的なインカムを求めるのであれば、非常に優秀な個別銘柄ですが、トータルリターンではVTIや他の高配当ETFと比べると、現状では劣っていることは頭に入れておきましょう

最終的には長期的なリターンを狙うのか、短期的なインカムを狙うのか。
FIRE(早期リタイア)したいのか、老後のための資金作りなのか。
投資目的によって選ぶ銘柄は変わりますので、一つの参考として捉えていただけると嬉しいです。

 

そうた
最後まで読んでくれてありがとう!
あとは口座開設して挑戦するだけだね!

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【参考】米国高配当 金融セクター 8社比較

そうた
同じ金融セクターに属する競合他社と比較してみるよ!

ここでは金融セクター高配当銘柄全体としてまとめます。

単純に金融セクターを集めただけなので、銀行/保険/資産運用 など様々な銘柄を比較しています。
全体的に言えるのは金融セクターはコロナショックで大きな株価下落の中にいるということです。
S&P500を始めとしてコロナ後の株価回復には全くついていけていません。

株価下落した今だからこそ投資を行うのか、避けるべきなのかは各企業の業績が重要になります。
繰り返しますが"高配当"投資であるため、売上高/利益/CFが積み重ねられていなければ、減配可能性は高くなります

私みその考えとしては1銘柄に固執するのではなく、まとめ買いをする、もしくはそもそも投資をしないのが良いのではないかと思います。
それだけ金融セクターにおける個別銘柄の将来は予想しづらいです。
アップルやアマゾンのようにサービスが目に見えづらいですし、業績も分析しづらいですからね。

全体的に株価は下落しているので、個人的にはPBCT,MCY,UBSI,ORIの4銘柄をまとめ買いしたいですね。
もちろんポートフォリオの一部にとどめます。

各企業それぞれ業績分析していますので、参考にしていただければと思います。

 

米国個別に関する記事はこちらから

そうた
米国個別銘柄についてまとめているので、気になった銘柄をクリックしてね!

コミュニケーション・サービスセクター
・AT&T(T):米国第2位の携帯電話会社(配当利回り〜7.3%)
・ベライゾン(VZ):米国最大の無線通信会社(配当利回り〜7.3%)
・テレフォン&データシステムズ(TDS);中小携帯通信会社(配当利回り〜3.9%)
・ジョン・ウィリー&サンズ(JW.A):学術雑誌やオンライン教育提供会社(配当利回り〜4.3%)

情報技術セクター
・アイビーエム(IBM):世界175 ヵ国で事業運営(配当利回り〜5.8%)

生活必需品セクター
・アルトリア(MO):タバコ事業_米国業界首位(配当利回り〜8.7%)
・フィリップモリス(PM):たばこ事業_米国除く海外で販売(配当利回り〜6.7%)
・ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI):タバコ事業_イギリス本社ADR現地課税なし(配当利回り〜7.9%)
・ユニバーサル(UVV):葉タバコのグローバルサプライヤー(配当利回り〜7.2%)
・ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA):米国拠点大手薬局チェーン(配当利回り〜5.4%)

エネルギーセクター
・エクソンモービル(XOM):世界最大級の石油精製会社(配当利回り〜10.1%)
・シェブロン(CVX):米国2位石油会社(配当利回り〜7.0%)

一般消費財セクター
・ウェイコ・グループ(WEYS):米国を拠点としたフットウェアの販売(配当利回り〜6.0%)

ヘルスケアセクター
・ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):医薬品/衣料品/消費部門で構成(配当利回り〜3.7%)
・アッヴィ(ABBV):間接リウマチ薬ヒュミラ牽引(配当利回り〜4.3%)
・アボット・ラボラトリーズ(ABT):医療機器/診断機器など販売(配当利回り〜2.7%)
・カーディナルヘルス(CAH):医薬品/医療用品の世界第3位物流業者(配当利回り〜4.5%)

金融セクター
・ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル(PBCT):預金390億ドル近くある銀行持株会社(配当利回り〜6.9%)
・マーキュリー・ゼネラル(MCY):主に自動車保険を扱う損害保険会社(配当利回り〜8.6%)
・ユナイテッド・バンクシェアーズ(UBSI):中小銀行会社(配当利回り〜7.5%)
・オールド・リパブリック・インターナショナル(ORI):中小損害保険会社(配当利回り〜8.7%)
・コミュニティー・トラスト・バンコープ(CTBI):小型銀行会社(配当利回り〜5.4%)
・サウスサイド・バンクシェアーズ(SBSI):個人型金融サービス会社(配当利回り〜5.0%)
・ファースト・オブ・ロングアイランド(FLIC):小型金融サービス会社(配当利回り〜4.9%)
・フランクリン・リソーシズ(BEN):投資運用サービス会社(配当利回り〜6.3%)

公益セクター
・ナショナル・フューエル・ガス(NFG):天然ガス/石油の探査生産(配当利回り〜5.2%)
・ネクステラ・エナジー(NEE):発電事業および再生可能エネルギー事業(配当利回り〜4.2%)
・ニュージャージー・リソーシズ(NJR):天然ガス供給会社(配当利回り〜4.7%)
・ネクステラ・エナジー(NWN):天然ガス供給会社(配当利回り〜5.3%)
・MDUリソーシズ・グループ(MDU):売上の約8割建設資材サービス(配当利回り〜4.3%)
・ユージーアイ(UGI):天然ガス供給(配当利回り〜6.3%)
・コンソリデーテッド・エジソン(ED):電気および天然ガス供給(配当利回り〜6.6%)
・ブラック・ヒルズ(BKH):天然ガスおよび電気供給(配当利回り〜4.0%)

BDC銘柄
・エイリス・キャピタル(ARCC):BDC時価総額トップ(配当利回り7.6%〜)
・メイン・ストリート・キャピタル(MAIN):連続増配銘柄(高配当利回り5.4%〜)

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