【シェブロン(CVX)】高配当利回り〜7.0%/買い時はいつか? 株価/業績/事業内容を徹底分析!

30年以上連続増配が行われており配当利回り5%〜で推移している、今をときめく高配当銘柄「シェブロン(CVX)」。
残念ながら営業利益/CF は一時的にマイナスになるなど不安定な状況になっています。
高配当投資家にとって投資をすべきかどうか。
私みそが「シェブロン(CVX)」基礎知識や投資タイミングなどをお伝えします。強みや弱みを含めて投資の参考になればと思います。

みく
「シェブロン(CVX)」の配当利回りはとても高くなっているね!
そうた
配当利回りばかりに目を向けがちだけど、売上高/営業利益/CF は不安定だからしっかり把握しておいた方が良いよ。

「シェブロン(CVX)」に投資をする時、配当利回りが良いから、という理由だけでなんとなく投資をしていないでしょうか

もちろん上記のことは事実ではありますが、事業内容や業績もしっかり把握しておかないと、いつの間にか減配危機が訪れていたりするから注意をしましょう

それでは「シェブロン(CVX)」におけるこれまでのデータをみていきますので、ぜひアナタに合う銘柄であるかを確認して運用を決めてくださいね。

この記事でわかること


「シェブロン(CVX)」の事業内容
株価・配当金・配当利回り推移
売上高・営業利益・純利益推移
キャッシュフロー推移
「シェブロン(CVX)」購入タイミング
みその分析まとめ

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基本情報・事業内容の特徴

そうた
まずは基本情報を確認しようね!

シェブロンは、世界中で探鉱、生産、精製事業を手掛ける総合エネルギー企業である。①米国第2位の石油会社で、生産量は日量320万バレル(石油換算)である。これには日量760万フィートの天然ガスと日量200万バレルの石油が含まれる。生産活動は、北米、南米、欧州、アフリカ、アジア、オーストラリアで行われている。石油精製施設は、米国、南アフリカ、およびアジアに位置し、原油処理能力は日量170万バレルである。2019年末時点の確認埋蔵量は114億バレル(石油換算)で、65億バレルの石油および29兆5,000億立方フィートの天然ガスが含まれる。
参考:マネックス証券(銘柄スカウター)

上記の説明で1箇所説明したいと思います。

①石油精製能力は米国2位であり、エクソンモービルの次に位置しています。
また業界的に参入障壁が高く、今後ライバル企業が台頭してくる、という可能性も低く寡占化されている市場ですね。
(他の例を出すと、タバコ銘柄も同じように考えられますね)

ただし最近ではESG投資(環境(Environment)社会(Social)ガバナンス(Governance))の話題が出ている中、エネルギーセクターは逆風に晒されています。
どうしても石油は環境に良いとは言えないですしね。

今後はESG問題との関わり方によって企業としての価値が大きく変わってきます。
大きな転換点に向かいつつあるため、今後要注目の業界ですね。

 

配当金推移

そうた
増配30年以上着実に積み上げているね!

配当利回りはきれいな右肩上がりのグラフですね。
しっかり毎年増配しています。

 

株価と配当利回りの推移

みく
配当利回りも今は特に高い状態だね!

2013年ごろの高値を超えることはできておりませんが、比較的堅調な株価の値動きをしていますね。
逆風が続くエネルギーセクターの中では良く頑張っています。

配当金は毎年増加していますが、株価は上下に動いているため、下がったところで買い増しを行いたいですね。
基準は配当利回りが4.5%超えるタイミングです。
コロナ後の今は過去最大級のボーナスタイムが続いています。

 

売上高・営業利益・純利益・当期利益・キャッシュフロー 推移

みく
売上高は右肩下がり出し、一時期営業利益/CFがマイナスに転じていたことは気になるね。

企業の成長性に一番危険とされるのが売上高の減少ですが、残念ながらCVXは売上高を年々減らし続けています
また営業利益に関しても心許ない推移ですね。
※営業利益=本業から得られる利益 純利益=本業以外も含めた利益

また高配当銘柄で注目すべき点がフリーキャッシュフローです。これがマイナスだと利益がない中、無理に配当金を支出していることになります。
CVXの場合、一時期に比べCFは良くなりましたが厳しい状態が続いていますね。

直近では回復傾向にありましたが、コロナ影響もあり積極的な投資はしづらいですね。

 

【参考】トータルリターン比較(CVX・VYM・HDV・SPYD・VTI)

そうた
株価の下落は限定的だったから、そこまでトータルリターンは悪くないね。

2015年SPYDが運用されてからの比較をしていますが、トータルリターンではCVXは微妙な位置にあります。
エネルギーセクターはESG問題など逆風の中、売上高や収益性が低下しているので減配可能性は他の業種と比べると高いので注意が必要ですね。

今後はシェブロンの事業内容が評価され株価が元の水準まで戻ってくると、圧倒的な配当利回りとトータルリターンを得ることができますが、
複数銘柄で構成されている他高配当ETFとは異なり、シェブロンは個別株リスクは考えておきましょう
エネルギーセクターという特殊な業種でもありますが、売上高/利益/CFも現状そこまで良くないですからね。

 

【比較】エクソンモービル vs シェブロン

そうた
競合他社であるエクソンモービルと比較してみるよ!

2010年1月からのトータルリターンで比較すると、CVXのトータルリターンは高いですね。
配当利回りはXOMの方が高いのですが、株価の下落による影響がほとんどです。

全体的に現在はエネルギーセクターは低迷期に入っています。
ESGに加え、コロナによる売り上げ低下の影響が直接響いていますね。
そのため今後も増配が続くのか、また減配するのではないか、とも噂が広まりつつありますね。
実際に現状の売上げやCF低下が進むと、減配は避けられないため、エネルギーセクターとして投資をするか否かの判断は難しいですね。
私みそとしては、エネルギーセクターへの投資は分散の観点からも行いため、ポートフォリオのほんの一部の中では投資はする予定です。

 

もしXOM/CVXどちらがより良いか、ということですが、正直なところどちらも厳しい状態です。
株価を見ると市場参加者からはCVXの方が評価が高いですが、エネルギーセクター全体として沈んでいます。

長期的に底値である、配当利回りが高い、という目線であればXOMになるのですが、減配可能性が高い今、大規模な投資は難しいですね。
ここからは希望も含めてですが、もしXOM減配が行われたとしても半分程度の減配であれば配当利回りは5%ほどを維持できるので、減配可能性も含めた考えで投資をするのは1つの考えとしてはありかもしれません
もし減配しなかったら御の字ですし、半分程度の減配では高配当には変わりがないですからね。
ただどちらにしても、エネルギーセクターの将来性を考えた上での投資判断になります。

この点は好みや戦略、投資目的にもよるので、あなた自身で決めましょうね。

【CVX】シェブロン購入タイミングの目安

みく
結局どのタイミングで購入するのが良いのかな。

購入タイミング


毎月決まった金額を機械的に購入する
安くなった時にまとめて購入する

一番簡単なのが定期積立ですね。例えば毎月25日(給料が入った直後)3万円分購入する。このようにすれば相場の上下に影響されることなく、投資をすることができます。

ただし、高配当個別銘柄に関しては株価の変動も大きいため、目標の配当利回りを超えた(株価が下がった)タイミングでまとめて保有した方が良いですね。
過去の平均から見ると配当利回りが最低でも4.5%超えるタイミングで投資を行いたいです。

 

【CVX】シェブロン みその分析まとめ

そうた
先生から見てシェブロン(CVX)はどんな評価なの?

シェブロン(CVX)分析まとめ


増配30年以上の高配当銘柄
ただし売上高/営業利益/CF 一時期マイナス、現在も懸念あり
投資タイミングは配当利回り4.5%
エネルギーセクターへの将来性を見出せるかが焦点
直近では減配可能性も

増配30年以上の高配当銘柄ですが、売上高/営業利益/CF がやや不安定です。
そのためいつまで増配が保てるか、売上高を回復させることができるのか、ということが焦点になります。
エネルギーセクターはESGなど逆風が吹いていることもあり、市場では減配可能性も日々噂されております。

エネルギーセクターの将来性がある、もしくは回復すると考えるのであれば、今が絶好の投資タイミングです。
もし将来性に確信が持てないのであれば、投資を控える、もしくはポートフォリオのほんの一部にとどめておきましょう
私みそもエネルギーセクターへの分散投資ということで、保有を考えていますが、多くは持たないつもりです。

 

短期的なインカムを求めるのであれば、非常に優秀な個別銘柄です。
ただしトータルリターンではVTIや他の高配当ETFと比べると、現状では劣っていることは頭に入れておきましょう

最終的には長期的なリターンを狙うのか、短期的なインカムを狙うのか。
FIRE(早期リタイア)したいのか、老後のための資金作りなのか。
投資目的によって選ぶ銘柄は変わりますので、一つの参考として捉えていただけると嬉しいです。

 

そうた
最後まで読んでくれてありがとう!
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米国個別に関する記事はこちらから

そうた
米国個別銘柄についてまとめているので、気になった銘柄をクリックしてね!

コミュニケーション・サービスセクター
・AT&T(T):米国第2位の携帯電話会社(配当利回り〜7.3%)
・ベライゾン(VZ):米国最大の無線通信会社(配当利回り〜7.3%)
・テレフォン&データシステムズ(TDS);中小携帯通信会社(配当利回り〜3.9%)
・ジョン・ウィリー&サンズ(JW.A):学術雑誌やオンライン教育提供会社(配当利回り〜4.3%)

情報技術セクター
・アイビーエム(IBM):世界175 ヵ国で事業運営(配当利回り〜5.8%)

生活必需品セクター
・アルトリア(MO):タバコ事業_米国業界首位(配当利回り〜8.7%)
・フィリップモリス(PM):たばこ事業_米国除く海外で販売(配当利回り〜6.7%)
・ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI):タバコ事業_イギリス本社ADR現地課税なし(配当利回り〜7.9%)
・ユニバーサル(UVV):葉タバコのグローバルサプライヤー(配当利回り〜7.2%)
・ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA):米国拠点大手薬局チェーン(配当利回り〜5.4%)

エネルギーセクター
・エクソンモービル(XOM):世界最大級の石油精製会社(配当利回り〜10.1%)
・シェブロン(CVX):米国2位石油会社(配当利回り〜7.0%)

一般消費財セクター
・ウェイコ・グループ(WEYS):米国を拠点としたフットウェアの販売(配当利回り〜6.0%)

ヘルスケアセクター
・ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):医薬品/衣料品/消費部門で構成(配当利回り〜3.7%)
・アッヴィ(ABBV):間接リウマチ薬ヒュミラ牽引(配当利回り〜4.3%)
・アボット・ラボラトリーズ(ABT):医療機器/診断機器など販売(配当利回り〜2.7%)
・カーディナルヘルス(CAH):医薬品/医療用品の世界第3位物流業者(配当利回り〜4.5%)

金融セクター
・ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル(PBCT):預金390億ドル近くある銀行持株会社(配当利回り〜6.9%)
・マーキュリー・ゼネラル(MCY):主に自動車保険を扱う損害保険会社(配当利回り〜8.6%)
・ユナイテッド・バンクシェアーズ(UBSI):中小銀行会社(配当利回り〜7.5%)
・オールド・リパブリック・インターナショナル(ORI):中小損害保険会社(配当利回り〜8.7%)
・コミュニティー・トラスト・バンコープ(CTBI):小型銀行会社(配当利回り〜5.4%)
・サウスサイド・バンクシェアーズ(SBSI):個人型金融サービス会社(配当利回り〜5.0%)
・ファースト・オブ・ロングアイランド(FLIC):小型金融サービス会社(配当利回り〜4.9%)
・フランクリン・リソーシズ(BEN):投資運用サービス会社(配当利回り〜6.3%)

公益セクター
・ナショナル・フューエル・ガス(NFG):天然ガス/石油の探査生産(配当利回り〜5.2%)
・ネクステラ・エナジー(NEE):発電事業および再生可能エネルギー事業(配当利回り〜4.2%)
・ニュージャージー・リソーシズ(NJR):天然ガス供給会社(配当利回り〜4.7%)
・ネクステラ・エナジー(NWN):天然ガス供給会社(配当利回り〜5.3%)
・MDUリソーシズ・グループ(MDU):売上の約8割建設資材サービス(配当利回り〜4.3%)
・ユージーアイ(UGI):天然ガス供給(配当利回り〜6.3%)
・コンソリデーテッド・エジソン(ED):電気および天然ガス供給(配当利回り〜6.6%)
・ブラック・ヒルズ(BKH):天然ガスおよび電気供給(配当利回り〜4.0%)

BDC銘柄
・エイリス・キャピタル(ARCC):BDC時価総額トップ(配当利回り7.6%〜)
・メイン・ストリート・キャピタル(MAIN):連続増配銘柄(高配当利回り5.4%〜)

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