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500万円以上ループイフダンを運用しているみそが「通貨ペア・値幅・損切設定・取引数量・最大ポジション数」の選び方や設定方法の考え方などをお伝えします。初心者向けだけでなく、中級者以上向けにも参考になる具体的な手法を記載しています。
設定の方法だけでなくて考え方もきちんと伝えるよ。
ループイフダンの設定において、通貨ペア・値幅・ポジション数などしっかり理解して運用はできていますでしょうか?
自動売買FXにおいては設定が全てです。運用方法や設定がきちんと考えられておらず、コツコツ利益を積み重ねているように見えて、大きな損失に繋がる運用をしている人が多いです。
ループイフダンの設定は人それぞれですが、真似をするのではなく、しっかり自分で理解して運用することが大事です。
ループイフダンの設定の考え方をそれぞれの項目を1つずつ丁寧に説明しますので、ぜひアナタに合う運用方法を見つけてくださいね。
この記事でわかること
みその実績や設定
利益や損失額の考え方
通貨ペア・値幅・ポジション数・損切有無の考え方
資金管理や両建ての考え方
みそが実際に失敗した運用
初心者におすすめする運用方法・設定
みそのループイフダン運用実績
私は2017年7月からループイフダンを運用しています。
そのうち2019年1月からリニュアールした運用結果を公開します。
資金500万円に対して、毎年50万円以上の利益を見込んでいて、年利では約10%以上です。
運用方法によっては年利20%まで目指せると考えていますので、引き続きローリスクハイリターンの手法を模索していきます。
ちなみに決済が多かったり少なかったりするのは、相場が動いているかによるのでそこは気にしなくて大丈夫ですよ。
(2021年6月追記)以前は資金200万円でしたが、2021年6月からは資金500万円に増やして運用を始めました(*´∀`*)
みそのループイフダン設定
2019年1月からは運用方針を変更しているけれど、利益率で言えば、それまでに運用していた方が良かったかな。それでも変更した理由も説明するよ。
そして資金が増えるにつれ、運用システムは増やしているよ。
【2021年6月更新】2021年6月〜の運用
ループイフダン運用中
資金500万円
豪ドル円:B80 数量3 最大ポジション数10
カナダドル円:B80 数量3 最大ポジション数10
スイスフラン円:S80 数量3 最大ポジション数10
ドル円:B80 数量1 最大ポジション数10
ユーロ円:S80 数量3 最大ポジション数10
豪ドルNZドル:B80 数量10 /B40 数量10 /S80 数量5 最大ポジション数10
ユーロポンドS80 数量2 最大ポジション10
ドルスイスフラン B100数量2 最大ポジション10
実際に運用する取引数量はそれぞれのチャートを見ながら、稼働や停止を繰り返しています。
実際の稼働状況や実績は下記記事で毎週更新しています。
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【2022/8/26更新】ループイフダン運用週間実績ブログ報告【豪ドル/NZドル・ユーロ円など5通貨ペア運用中 元資金500万円】
ループイフダンに500万円以上投資しているみそが毎週どのくらいの利益を出しているのか報告しています。 ...
2021年5月までは資金を200万円で運用していました。
取引通貨ペアの考え方はあまり現在と変わらないですが、こちらも残しておきますね。
2020年2月〜2021年5月の運用
ループイフダン運用中
資金200万円
豪ドル円:B80 数量2z 最大ポジション数10
カナダドル円:B80 数量2 最大ポジション数10
スイスフラン円:S80 数量2 最大ポジション数10
ドル円:B80 数量1 最大ポジション数10
ユーロ円:S80 数量2 最大ポジション数10
豪ドルNZドル:B80 数量1 /S80 数量1 最大ポジション数10
ユーロポンドS80 数量1 最大ポジション10
ドルスイスフラン B100数量1 最大ポジション10
昨年まではリスク管理をしながら利益率を高めるために、
・注文値幅を狭くする(豪ドル円B40など)
・取引数量を増やす(タイミングによっては2〜5)
・最大ポジション数を狭くしてリスク管理(最大ポジション数3)
を行なっていましたが、今年は別の資産運用を勉強する時間も確保し、もう少しチャートを見る回数を減らしたかったため、広めのレンジで数量も減らしゆったりとした運用にしました。
また詳しいことはこの記事後半に説明しますね。
2019年1月〜2020年1月/運用方針
豪ドル円
資金100万円
【基本】B100×1,000通貨→2019年11月6日運用停止
【追加仕掛け】B40×1,000~2,000通貨、最大ポジション数2~5で追加利益を狙う
(→追加仕掛け分は相場や保有通貨量・資金に応じて設定)
【自動売買FX比較用】B40×1,000通貨(最大ポジション25)→2019年8月2日運用停止
(→他の自動売買FX「トラリピ・トライオートFX・トラッキングトレード・サイクル2」と比較するための運用)
カナダドル円
資金30万円
カナダドル円B40×2,000通貨、最大ポジション数2~5
(→追加仕掛け分は相場や保有通貨量・資金に応じて設定)
当時の設定は単なる自動売買ではなく、裁量での追加運用も含めたハイブリッドで運用していました。
細かな設定はこの記事の後半で書いていますので、私の設定がなぜこのようになったか細かく知りたい方はぜひ見てください。
ただし、この運用方針になったのはこれから説明する「値幅」や「最大ポジション数」の考え方が重要になってくるので、まずは今読んでいるこの記事を最後まで読んでくださいね。
初心者におすすめなループイフダン設定
ポイント
資金30万円
豪ドル円・B100
損切りなし
取引数量:1,000通貨
最大ポジション数:20
なぜおすすめなのかというと、豪ドル円は長期的にはレンジ相場であり、過去最安値を資金が比較的少なくカバーできる設定であるからです。
その分利益はあまり大きく求めることはできないですが、初めて自動売買FXを行う初心者には、「どのくらいの利益になるのか」「どのくらいの損失(含み損)が発生するのか」ということをローリスクで体感できるため、利益よりも自動売買FXの良い点・悪い点を感じ取れると思います。
なぜこの設定にしたのかは、この記事の後半で説明しています。
その前にまず、設定の考え方を身につけましょう。
ループイフダン設定の考え方
実際にループイフダンの注文直前の画面まで進むと、以下の画像にある「売買システム(通貨ペアや値幅)・損切設定・取引数量・最大ポジション数」を考える必要があります。
ループイフダンは上図のたった2画面の設定で始めることができるのですが、どうやって自分で設定を考えていくのかをここから説明します。
ただ豪ドル円B100×1,000通貨(最大ポジション20)が良いよ、と言われて運用しているだけでは、学びはありません。
しっかりループイフダンの仕組みを理解できれば、他の資産運用にも考え方は活きてきますので、しっかり学びましょう。
【おさらい】ループイフダンの仕組み(図解)
公式HPで紹介されているループイフダンの仕組みを引用しますね。
上記の画像のように、相場が上下することによって注文と決済を繰り返すのが自動売買FXの特徴です。
相場は上下に動くものなので、設定したループイフダンが注文と決済を繰り返します。
相場が上昇した場合、下落した場合、どのような注文や決済の取り方をするのか、しっかりとこの4つの画像で把握しましょう。
【前提】利益・損失の考え方
円ベースでまずは考えてみましょう。例えばドル円、豪ドル円、ユーロ円、など語尾に「円」がつくものですね。
現在ドル円が100円、10,000通貨保有していたとします。この場合1円相場が動けば損益が1万円動きます。
・100円→101円:1万円の利益
・100円→98円:2万円の損失(含み損)
・100円→107円:7万円の利益
これでわかりましたでしょうか?
もし、これが円を挟まない場合どうでしょうか。例えばユーロドルで考えてみましょう。
現在ドル円が110円、10,000通貨保有していたとします。この場合0.01相場が動けば損益が100ドル動きます。
これは少しややこしいので、実際にチャートを見てみましょう。
この時の価格は1.11988です。わかりやすく1.11とします。
これは語尾に「(アメリカ)ドル」がつくものですね。
・1.11→1.12:100ドルの利益=11,000円(100ドル×110円)の利益
・1.11→1.10:100ドルの損失(含み損)=11,000円(100ドル×110円)の損失(含み損)
・1.11→1.20:900ドルの利益=99,000円(900ドル×110円)の利益
ユーロドルの損益を円で表すためには、ユーロドルで利益を計算→ドル円で利益を換算という一手間がかかります。
「ユーロドル→ドル円」と考えればわかりやすいと思います。
ちなみにですが、それでは豪ドルNZドルではどうでしょうか?
、、、、、「豪ドルNZドル→NZドル円」で考えれば良いので、豪ドルNZドルで利益を計算→NZ円で利益を換算という風に考えれば大丈夫です。
これで利益や損失の基本的な計算をすることができると思います。
通貨ペアや値幅の見方
豪ドル円B40とか見ても最初はわかりにくいですよね。
簡単に説明すると以下の画像のようになります。
1円=100銭なので、B100であれば買い方向に100銭ごと買い注文と利食いの売り注文(決済)します。
「B」は「BUY(買い)」で「S」は「SELL(売り)」の略です。
通貨ペアの考え方
ループイフダンの通貨ペアは2019年5月時点で以下の通貨ペアで利用することができます。
・米ドル円 ・ユーロ円
・ポンド円 ・豪ドル円
・NZドル円 ・カナダドル円
・南アフリカランド円 ・スイスフラン円
・トルコリラ円 ・メキシコペソ 円
・ユーロ米ドル ・豪ドル米ドル
・NZドル米ドル ・豪ドルNZドル
この中でどの通貨ペアが自動売買FXに最適であるかを考えてみましょう。早速結論からお伝えします。
ポイント
長期的にレンジ相場であるか
変動値幅が狭いか
ボラリティは高いか(相場がよく動くか)
過去の相場から底値に近いか
スワップポイントがプラスであるか(できれば)
全てが全て当てはまる通貨ペアは少ないですが、1つの指針として考えられますね。
ここからはいくつかピックアップして紹介していきますね。
※通貨ペアも多いのでここから下はクリックするとタブが開けるようにしているので、気になる通貨ペアを見てください。
豪ドル円(運用のしやすさ○)
カナダドル円(運用しやすさ○)
ユーロ円(運用しやすさ△)
他の通貨ペアはこちらの記事で説明していますので、参考にしてくださいね。
関連記事:ループイフダン運用に最適な通貨ペアをチャート・スワップポイントから考える【全20種類徹底比較】
値幅(S10/B40/S50/B100など)の選び方
B10やS25など狭い値幅であればあるほど、注文と決済箇所は多くなるので、日々決済が行われ利益が出ているように感じられます。
しかし、予想していた方向とは逆に相場が動いた時、多くポジションを持ち含み損が大きくなりすぎるため、資金が多く必要です。
そのため重要なのが、資金管理です。
イメージは下の画像のような感じですね。
もう少し詳しくすると以下の画像のようになります。
また、ループイフダンの公式HPには、目安資金表というものがあります。以下のようなものですね(参照:公式HP目安資金表)
上記の表では、相場が予想に反して逆に動いた場合、どのくらいの資金が必要なのかを表しています。
例えば左の「10銭」であれば豪ドル円がループイフダンを稼働した時よりも25円下落した時には400万円弱の資金が必要になります。
一方「100銭」であれば豪ドル円がループイフダンを稼働した時よりも25円下落した時には40万少しの資金で足ります。
1つ例を出してみましょう。先ほど「通貨ペアの考え方」で説明した豪ドル円のチャートです。
今豪ドル円がだいたい75円にありますね。ここから何円まで耐えられるように考えるかで、値幅は変わります。
過去最低値よりもちょっと下まで対応できるような運用であれば、20円の下落(55円まで耐えられる)を考えれば大丈夫ですよね。
先ほどの目安資金表から考えると、B10であれば270万円、B100であれば30万円で足ります。
もちろん「100銭」であれば資金には余裕がありますが、100銭(1円)は簡単に動く値幅ではないのでそれだけ決済が少なくなります。
ループイフダンのB(買い)タイプの運用を考えているなら、今後何円くらい下がる可能性がありそうか。
ループイフダンのS(売り)タイプの運用を考えているなら、今後何円くらい上がる可能性がありそうか。
ここが決まれば自分が用意できる資金と相談して値幅を決めることができます。
どの値幅が効率良いのかは通貨ペアや相場によって変わってしまうので、一概に広い値幅が最適とは限りません。
直近1年間だけを切り抜くと、相場は全然動かなかったからB10のような狭い値幅が良かった、ということもありえます。
ただし長期的な相場を見れば見るほど、狭すぎる値幅は資金管理が大変になります。
〇〇ショックのように急な下落が起き、その後の相場回復時も運用していたのであれば、広い値幅で取っていた人がかなりの利益を産むことができたでしょう。
ちなみにですが、2019年1月3日はフラッシュクラッシュという瞬間的な下落が起きました。
こういうことはめったに起こらないです。しかし起きてしまえば大きな損失に繋がる運用をしているかもしれません。
広すぎる値幅は退屈かもしれませんが、狭すぎる値幅での運用は注意が必要です。
最大ポジション数の考え方
値幅の話をしましたので、先に最大ポジション数の考え方を説明します。
値幅と最大ポジション数は相関関係にあり、それぞれをコントロールすることで資金効率を最大化させることができます。
ただし上級者向けの話になるため、初めて自動売買やループイフダンを運用する方には早いですよ。
広い値幅で運用した方が資金管理はしやすいことは先ほど説明しました。
しかし、それは下落してもポジションを追加し続ける場合です。
例えば豪ドル円B40(最大ポジション20)でシミュレーションをしてみましょう。
現在の豪ドル円が80円とします。79.6円、79.2円、78.8円、78.4円、78.0円、77.6円、、、というようにポジション数が20になるまでどんどん買い下がっていきます。
ただし、豪ドル円B40(最大ポジション3)で運用すれば、79.6円、79.2円、78.8円、で保有ポジションは止まります。
この最大ポジション数を絞った運用ができると、下記のような戦略ができるようになります。
例えば豪ドル円75円〜76円台で往復しているから、豪ドル円B40(最大ポジション3)で運用しよう。
もし75円を下抜けたら様子見しよう。
→→→→→71円まで下落
70円のラインは必ず反発するから、ここで再び豪ドル円B40(最大ポジション3)で運用しよう。
もしこの戦略がハマれば、71円〜75円までの間にB40のポジションは持たないため、無駄な含み損が発生しておりません。
ただし、裁量トレードの考え方が必要になり、相場を少し読む必要があります。とはいえ、外しても利益を得られるチャンスを減らすだけなので、金銭的な損失を出すことは減りますが、上級者向けの運用方法になります。
繰り返しますが、初心者は広い値幅で最大ポジション数を取れるだけ取った方が良いです。
自動売買がどれだけの利益になるか、含み損になるかを把握することが一番重要ですし、そもそも相場感がないと思います。そして実際にロスカットされる可能性が低くなります。
損切り有無の考え方
基本的に長期的な運用をする場合は損切りなしがおすすめです。
損切り設定をするぐらいならば、先ほど説明した最大ポジション数を絞って運用しましょう。
この点は裁量トレードとは感覚が異なります。
裁量トレードであれば相場が上がるか下がるかを予測してトレードを始めるので、逆に向かえば予想が外れた=損切り、となります。
自動売買は対局は掴めても相場が下がることで、将来決済して利益を出すポジションを増やしていくので、必ずしも下落が悪ではありません。
むしろ、含み損は将来の利益になるためのお友達です。
後ほど「【検証】みその設定はどのように考えたのか?」でも説明しますが、自分の資金量に対してどのくらいの通貨を保有することができ、どのくらいまで相場が下落しても耐えられるかを考えた上で自動売買の設定します。
そのことを考えておけば、決済はせずに放置でも良いと思いますし、相場が上昇するまでスワップポイント利益を貯め続ければ良いだけです。
ここでポイントですが、マイナススワップが発生するポジションを持つ場合は、手動で損切りを行うことも必要です。
ただし、運用を開始するときに損切り設定をすべきかどうかには関係がないので、どちらにせよ損切り設定はしないで済む運用をすべきです。
手動で損切りする場合も、ポジションから5円離れたら損切りする、というように初めから決めておいても良いですからね。
取引数量の考え方
改めて取引数量とは何かを考えてみましょう。設定画面は以下の画面で確認できます。
取引数量は1,000通貨、10,000通貨と言われている部分ですね。
資金管理を行う上で重要な部分は、値幅・最大ポジション数・取引数量です。
とはいえ、まずは取引数量1(1,000通貨)で運用しましょう。1,000通貨で運用してみて、値幅や最大ポジション数を変更しなくて良く、かつ利益を求めたい場合に変更する値です。
もし初めての運用であれば、そのくらいの利益が出て損失になるのかもわからないはずです。
むしろ取引数量2(2,000通貨)にすることができるのであれば、資金は半分で済むはずなので、自分の運用方針に自信を持ち、資金を増やして利益を出したいときに変更する場所だと考えておきましょう。
【検証】みその設定はどのように考えたのか?
みその運用はどのような考え方で設定したの?
2021年6月〜の運用方針
ループイフダン運用中
資金500万円
豪ドル円:B80 数量2 最大ポジション数10
カナダドル円:B80 数量3 最大ポジション数10
スイスフラン円:S80 数量3 最大ポジション数10
ドル円:B80 数量1 最大ポジション数10
ユーロ円:S80 数量3 最大ポジション数10
豪ドルNZドル:B80 数量10 /B40 数量10 /S80 数量5 最大ポジション数10
ユーロポンドS80 数量2 最大ポジション10
ドルスイスフラン B100数量2 最大ポジション10
基本的には資金管理表をもとに考えています。
①豪ドル円・カナダドル円・ドル円(合計6セット)
=20円の下落に耐えられるようにする
=1セットにつき40万円の資金が必要
=240万
②ユーロ円・スイスフラン円(合計6セット)
=①豪ドル円・カナダドル円・ドル円のヘッジ
=240万の必要資金も①と相殺で考慮
③豪ドルNZドル(合計10セット)
=0.1の下落に耐えられるようにする
=1セットにつき10万円の資金が必要
=100万(Sの売り分はヘッジ)
下落時に短期運用するB40は1.05以下目安で最大10セット
=0.05の下落に耐えられるようにする
=1セットにつき5万円の資金が必要
=50万(Sの売り分はヘッジ)
④ユーロポンド(合計2セット)
=0.15の上昇に耐えられるようにする
=1セットにつき30万円の資金が必要
=60万
④ ドルスイスフラン(合計2セット)
=0.15の下落に耐えられるようにする
=1セットにつき30万円の資金が必要
=60万
合計460万円ですが、余裕を持たせて500万円で稼働させています。
利益が積み重なれば、順次追加投資していきます。
2020年2月〜/2020年1月/運用方針
ループイフダン運用中
資金200万円
豪ドル円:B80 数量1 最大ポジション数10
カナダドル円:B80 数量2 最大ポジション数10
スイスフラン円:S80 数量2 最大ポジション数10
ドル円:B80 数量1 最大ポジション数10
ユーロ円:S80 数量2 最大ポジション数10
ユーロポンドS80 数量1 最大ポジション10
ドルスイスフラン B100数量1 最大ポジション10
昨年まではリスク管理をしながら利益率を高めるために、
・注文値幅を狭くする(豪ドル円B40など)
・取引数量を増やす(タイミングによっては2〜5)
・最大ポジション数を狭くしてリスク管理(最大ポジション数3)
を行なっていましたが、今年は別の資産運用を勉強する時間も確保し、もう少しチャートを見る回数を減らしたかったため、広めのレンジで数量も減らしゆったりとした運用にしました。
これらの運用に関してはスワップポイントがプラスであること、長期的にレンジ相場で底値に近いことを優先して選んでいます。
1通貨ペアごとお話しすると長くなってしまうので、この通貨ペア選びの際に考えた手法を以下の記事で説明しています。
全通貨ペアを説明していますので、もしよければご参考くださいね。
関連記事:ループイフダン運用に最適な通貨ペアをチャート・スワップポイントから考える【全20種類徹底比較】
2019年1月〜2020年1月/運用方針分
先に言いますと利益率は圧倒的にこれから説明する方法の方が高いと思います。新しく稼働させた新運用の利点はある程度目を離して運用できるという点なので、今後も効率よく利益を出したい場合はこれから説明する手法がオススメです。
豪ドル円:資金100万円
・【基本】B100×1,000通貨→2019年11月6日停止
・【追加仕掛け】B40×1,000~2,000通貨、最大ポジション数2~5で追加利益を狙う
→追加仕掛け分は相場や保有通貨量・資金に応じて設定していきます。
・【自動売買FX比較用】B40×1,000通貨(最大ポジション25)→2019年8月2日停止
→他の自動売買FX「トラリピ・トライオートFX・トラッキングトレード・サイクル2」と比較するための運用です。
カナダドル円:資金30万円
・カナダドル円B40×2,000通貨、最大ポジション数2~5
→相場や保有通貨量・資金に応じて複数設定していきます。
さて、がっつり説明していきますよ。
豪ドル円:資金100万円
豪ドル円
資金100万円
【基本】B100×1,000通貨→2019年11月6日停止
【追加仕掛け】B40×1,000~2,000通貨、最大ポジション数2~5で追加利益を狙う
(→追加仕掛け分は相場や保有通貨量・資金に応じて設定)
【自動売買FX比較用】B40×1,000通貨(最大ポジション25)→2019年8月2日停止
(→他の自動売買FX「トラリピ・トライオートFX・トラッキングトレード・サイクル2」と比較するための運用)
上記のように考えています。1つずつ見ていきましょう。
・【基本】B100×1,000通貨→2019年11月6日停止
80円付近で運用を始めたため、過去最安値55円まで下落したときには25ポジション(2.5万通貨)を保有しています。
先ほど見た資金管理表から考えると40万円資金は必要です。
★2019年11月6日追加)B100:8ヶ月間の運用履歴(+17,922円)
豪ドル円B100は1月7日から運用を始め、11月6日に停止させました。その理由は十分利益が取れるという立証が得られたからです。
豪ドル円は80円台から一時70円を割りましたが、これだけの下げ相場でも利益は出ているのです。
この相場で利益が大きく出ているので十分ですよね。資金40万円でも年利5%狙えますし、資金30万円であれば7~8%は狙えます。
定期預金に入れておくよりかは十分な利益をもたらしてくれますね。
・【追加仕掛け】B40×1,000~2,000通貨、最大ポジション数2~5で追加利益を狙う
現在ドル円が100円、10,000通貨保有していたとします。この場合1円相場が動けば損益が1万円動きます。一番最初に「利益・損失の考え方」で説明しましよね。
例えば残り60万円で20円の下落に耐えるためには3万通貨(60万円÷20円)持つことができます。
もちろんどの相場でポジションを保有するかによりますが、1つの目安として運用することはできますね。
例えば1つの目安として例を上げます。
上記のチャートでは75.681をさしていますが、75.0円で反発する可能性が高いですよね。
2016年8月以前に75円付近で反発していますし、75円というキリの良い数字でもあります。
この時にB40×2,000通貨(最大ポジション2)を設定すれば、75.0円付近まで下落しても底を拾うことができますし、万が一75.0円を大幅に下に突き抜けたとしても、4,000通貨分しか保有しなくて済みます。
完全な自動売買には任せない、これがポイントです。
・【自動売買FX比較用】B40×1,000通貨(最大ポジション25)→2019年8月2日停止
自動売買FX比較用はあくまでも他の自動売買FXとの比較用として考えています。
とはいえ、同じ口座で運用する以上資金管理は考え流必要があり、最大25ポジション(2.5万通貨)保有することは頭に入れております。
カナダドル円:資金30万円
カナダドル円
資金30万円
カナダドル円B40×2,000通貨、最大ポジション数2~5
(→追加仕掛け分は相場や保有通貨量・資金に応じて設定)
カナダドル円も豪ドル円と同じ考え方です。
82円で運用を始め、過去最安値付近である67円まで下落したときは15円分の下落幅があり、30万円の資金では2万通貨までのポジションは保有することができます。
もちろんこちらもどの相場でポジションを保有するかによりますが、1つの目安として運用することはできますね。
結果として過去最安値まで相場が下落したとしても、相場は上下しながら下落するため利益も積み重なっています。
そのため必ずしも○万通貨までしか運用してはいけないというわけではありませんが、これらのように考えることで、あとどのくらい運用すればどのくらいの資金が必要になるのかを意識して運用することができます。
今の資金でどのくらいの通貨量・ポジション数を運用することができるのか、を把握できていなければ、〇〇ショックのように想定以上の下落が起きた際にロスカットになるなど損失を出してしまうので注意をしましょう。
ただし、相場は動き続けるので厳密にまで考える必要はないですよ。大体の金額が把握できれば大丈夫です。
ちなみに現在【基本】B100×1,000通貨を運用停止するかを考えています。
【追加仕掛け】B40×1,000~2,000通貨、最大ポジション数2~5で追加利益を狙う、の運用方法が現状ではマッチしているため、全てこちらの運用に切り替えることを検討しています。
【基本】B100×1,000通貨を運用し始めた目的は、それこそ初心者の時で考えるような、どのくらいの利益・どのくらいの損失になるのかを確認したかったからです。現段階では把握できているので、もうそろそろ停止しどきだと考えています。→2019年11月6日実際に停止致しました。
【検証2】初心者向けの設定はどのように考えたのか?
それでは改めて初心者向けおすすめ設定を見てみましょう。
ポイント
資金30万円
豪ドル円・B100
損切りなし
取引数量:1,000通貨
最大ポジション数:20
これだけで何を考えたのかわかっていただければ嬉しいですね。とてもシンプルな考え方です。
同じ表を何度もお見せしてしまいますが、それだけこの資金管理表は重要なので再度お見せします。
これが全てですね。今回赤枠で囲っている部分ではありませんが、「想定する変動額20円、値幅100銭」の部分の必要資金が「298,200円」です。
稼働するタイミングによっては豪ドル円過去最安値までカバーできませんが、そのぐらいまで相場が下落することには、ループイフダンの利益や含み損がどのくらいになるのか学んでいるはずなので、自分にあった運用に変更すれば大丈夫です。
先ほども見せましたが、2019年1月7日〜2019年11月6日での運用結果は+17,992円でした。
豪ドル円は80円台から一時70円を割りましたが、これだけの下げ相場でも利益は出ているのです。
この相場で利益が大きく出ているので十分ですよね。まずは簡単な設定から試してみて、自分なりにアレンジしていけば良いと思います。
資金管理表だけを見てすぐに運用しようとするのは、避けてくださいね。
これまで説明してきた「設定の考え方」をしっかりマスターしてください。
そうすれば、どのような相場が来ても、すでに「予測済み」で設定を考えて運用をしているはずなので、慌てません。
ちなみにですが、この初心者向け設定でも年利3〜5%ほどは目指せると思うので、銀行預金に入れておくよりかは十分価値はありますよ。
やろうかやらないか考えているぐらいであれば、まずは挑戦しましょう。
もちろん、初めは少額から運用しましょうね。
【まとめ】ループイフダンの設定を考える上で必要なこと
ループイフダンの設定を考える上で以下の画像のように「売買システム(通貨ペアや値幅)・損切設定・取引数量・最大ポジション数」を考える必要があります。
まとめ
なぜその通貨ペアを選びましたか?
なぜその値幅を選びましたか?
最大ポジション数はなぜその数にしましたか?
なぜ取引数量はその数量にしましたか?
損切り設定はどうしましたか?
加えて、
その資金でいくらまでの下落(上昇)に耐えられますか?
(初めてであれば)少額から運用していますか?
全て説明できるようになりましたか?
ただ豪ドル円B100×1,000通貨(最大ポジション20)が良いよ、と言われて運用しているだけでは、学びはありません。
もちろん、本当に初めてであれば運用しながら覚えていくことも良いですが、最終的には考えられるようにしましょうね。
設定に関する疑問点
Q.結局資金はいくらあればいいの?
A.運用方針によります。
資金少なめ利益大きめのハイリスクに運用すればその分リターンは大きいですが、ロスカットなど損失を出してしまう可能性が高くなります。
逆に資金多め利益少なめのローリスクで運用すればその分リターンは少ないですが、少しの暴落や相場の急変には耐えることができ、長期的にコツコツ利益を積み重ねていくことができます。
私はローリスクでもリターンを狙える手法として、最大ポジション数を絞る方法で運用しています。
Q.ループイフダンって勝てない? 損失は出るの?
A.投資なのでもちろん損失を出すことはあります。
基本的にはループイフダンを始めるまでに、どのように運用するのか、資金管理さえ徹底すれば負けません。
運用方法によっては損切りをしなければならないことも今後はあるかもしれません。
1つ言えることは、自動売買FXは仕組み上、含み損を抱えながら運用していきます。
例えば78.2円で注文し、78.6円で決済するシステムがあったとします。
ちょうど78.2円まで相場が下落し、注文が行われます。すぐに反発上昇することなんか、ほとんどないですよね。
少なからず78.1円や78.0円まで下落することもありますし、反発せずにそのまま77円台に突入するかもしれません。
しかし、相場が上下を繰り返すものなので、1週間後には相場が上昇して決済されているかもしれません。
注文が行われなければ決済はもちろん行われません。しかし、都合よく注文と決済を繰り返すというわけではないので、資金管理が大切なのです。
損切りしなくて済むよう、ロスカットしないよう自分の資金に見合った運用ができていることが重要です。
しっかりこの記事を読み込んで設定の考え方を身につけましょう。
Q.口座開設や手数料はかかるの?
A.手数料はかかりません。また、口座開設費用・口座維持費用・入金手数用・出金手数料は無料です。
ただし、決済時に助言報酬という形で1,000通貨に1円徴収されます。実質の運用手数料ですね。
ただし、他の自動売買と比べても圧倒的なコストの低さなので気にするほどでもありません。(他社では注文時に10円、決済時に10円などかかる証券会社もあります)
Q.ループイフダンの口座維持率はどのくらいがいいの?
A.長期運用の目安は1,000%前後、短期運用の目安は500%前後です。
ただし、口座維持率よりも、いくらの下落(上昇)まで耐えられるかを考えるべきです。
もちろん口座維持率は高いに越したことはありませんが、高すぎても資金効率は悪くなります。
基本的には1,000%前後で運用し、急な下落の際でも500%はキープしたいです。
ただし、短期運用で利益を求める場合は最低でも500%は維持して運用しましょう。
リーマンショック級の下落には耐えられませんが、追加資金の投入には間に合うと思います。
一方、口座維持率は下落(上昇)によってどのくらいのポジションを持つことになるのかによって変わります。
たとえ今1,000%以上あったとしても、B10で運用している場合とB100で運用する場合では、下落した時含み損が大きくなるスピードが異なりますからね。
だからこそ、口座維持率よりもいくらの下落(上昇)まで耐えられるかを知っておく必要があるのです。
それが、「設定の考え方」を理解しているかがわかるので、疑問に思った場合はもう一度復習しましょうね。
Q.注文できないんだけど!
A.土日を含め、為替が動いていない時間帯は注文することができません。
あらかじめ予約注文もすることはできないので、大人しく為替が動く時間帯まで待ちましょう。
Q.ループイフダンランキングって大丈夫?
A.最長1年分しか見ることができず、長期的な視野に立って見れないのでおすすめしません。
ループイフダンにはランキング機能がありますが、最大で1年間分のデータしか確認できません。
1年以上前の相場を見ればわかるように、たった1年以内の成績であればただトレンドに乗っただけの可能性も高いです。
そのため、あくまでも参考程度にしておき、信用しすぎないようにしましょう。
もし参考にするのであれば、期間は最長である「1年」、表の「最低必要資金」と「決済損益」で利益率を調べることは有効です。
ただしあくまでも「過去の相場」であるため、今後の相場に必ず役立つというものではないことは注意が必要です。
Q.両建ての運用はあり?
A.ピンポイントでの運用はありですが、基本はなし。
両建てというのは「買い」と「売り」を同時に仕掛けることです。
両建てのメリットは一方方向の証拠金だけで済むので資金効率は良くなります。
例えば、「買い」の設定における証拠金20万円、「売り」の設定における証拠金が10万円とすると、合わせて30万円の証拠金が必要ではなく、「買い」か「売り」高い方の証拠金20万円で運用できる、ということです。
上昇や下落どちらに相場が動いても利益になるという面でメリットですが、逆に上昇下落どちらに相場が動いても含み損が発生します。
この記事ではお馴染みになった下の相場を見てみましょう。
豪ドル円は75円ぐらいの相場でうろついています。この状況で「売り」をしかけることはありなのでしょうか?
為替に慣れている人は最大ポジション数を絞って限定的に運用し、予想が外れれば損切りする、という凄腕もいます。
ただし、過去の相場を見ていると今は低めの価格帯にあるため、売りは手を出しづらいですよね。
上記の相場で考えるのであれば例えば80〜85円では両建て、というように値幅を絞って運用しないと、例えば70.0円という端っこで掴んでしまった売りポジションの相場が上昇すると、マイナススワップとともにどんどん含み損が膨れ上がってしまいます。
両建ては初心者には向きません。
両建てって利益が出るのかな?と思っている時点では、しっかり損益をイメージできていないので両建てはすべきでないですね。
Q.運用通貨は分散した方が良いの?
A.分散投資がおすすめですが、初めての人は1通貨からで良い。
1つの通貨ペアのみでの運用であれば、その通貨ペアの相場が動かない時は利益が出ません。
しかし、始めは1つの通貨ペアから始めて良いと思います。しっかりどのくらいの資金でどのくらいの利益が出るのかを把握することができます。
複数通貨ペアを運用していると、リスク分散にはなりますが、それぞれどのくらいの利益が出ているのかがわかりにくくなります。
ちなみに、私も2017年7月から2019年4月まではずっと豪ドル円だけでしたからね。
もちろん、複数通貨ペアを運用できる人は、それだけでリスク分散に繋がるのでぜひチャレンジしてみてください。
あとは口座開設して挑戦するだけだね!
もし少しでも気になったのであれば口座開設だけでも済ませてしまいましょう。いざループイフダンを始めようとしても口座開設には最低でも数日かかってしまします。無料申し込みは数分で終わるのでパパッとやりましょう(^ ^)