こんにちは!
兼業投資家のみそです!
本格的に投資を始めて4年以上経ちましたが、始めは適当に、
「この銘柄、儲かりそうかも( ̄ー ̄)」
という感覚に近い手法で投資を行っていました。
もちろん、こんなやり方だめですよ。
その後はしっかり大きな損失を経験しています。笑
「うわぁぁぁあぁぁ、やってしまったーーーーー!!!!」
となる前に、しっかり知識を身につけた上で投資を行っていただきたいですが、
「じゃあ、どうやって投資を勉強したら良いの?」
と思う人が多いので、今回はみそが投資を行うまでに、どのような下調べをしているかをお話ししたいと思います。
「投資をやってみる」のは非常に大事なことですが、最低限この記事に書いていることは行ってから投資を始めてくださいね。
では見ていきましょう!
目次
まず初心者向け投資本を数冊購入しよう
まずガチの初心者であれば、初心者向けの投資本を買いましょう。
書店で売っている本であれば、だいたいどれでも良いです。
今は投資ブームが再燃し始めているので、初心者向けの本はたくさん出ていますからね。
米国株を始めたいのであれば、米国株の始め方。
不動産を始めたいのであれば、不動産の始め方。
つみたてNISAを始めたいのであれば、つみたてNISAの始め方。
よくわからなければ、アマゾンのレビューで良さげなものを2〜3冊買いましょう。
なぜ1冊ではなく2〜3冊なのかというと、1冊だけだと載っていない内容もあるんですよね。
でも初心者向けの本を2〜3冊買えばだいたい必要な情報は網羅できますし、同じことを3冊とも買いていたら、その知識は必須であることが分かりますよね。
まずは何を知っておくべきか、という知識の吸収から入ります。
米国株の高配当投資であれば、そもそもニューヨークの株式市場は何時から始まるのか、そもそも年利ってどいう意味なのか、など基本的な知識は漏れがないようにしたいですね。
その後10冊前後、興味のある投資本を幅広く購入しよう
基本的な投資知識を付けたら、もう少し視野を広めましょう。
米国高配当株をやりたい、というのであれば、日本株や成長株投資の本も1冊でも良いので読んでみましょう。
この時は自分がやりたいこととは異なる投資なので正直読む気が失せると思いますが、どんな投資手法があり、そのための必須知識を得ることが目的です。
どうしても自分の好きなジャンルだと偏った知識になってしまうんですよね。
例えば米国高配当の書籍だと、配当利回りの考え方、おすすめの銘柄、選び方必ず書いてあります。
でも、その根拠って連続増配年数が50年以上とか、米国株は右肩上がり、とかそう言うことしか書いていない書籍が多いです。
そこで、日本小型株の書籍を読むと、売上高や営業利益率と言った業績、ROAや1株利益など、より銘柄分析に絞った考え方を得ることができます。
投資戦略が違うので、混ぜた考え方で投資をすることは難しいですが、
「そういう考え方があったんだ( ̄▽ ̄)」
と知ることが大事です。
そもそも、自分がやりたかった投資手法はこれじゃなかった!と思うこともあります。
大きく利益を上げたいのに高配当投資していたらおかしいですよね。
比較的ローリスクで投資を行いたいのに小型株は合わないですよね。
もしそこで気になる投資手法があれば、さらに奥深く掘って本を買っていけば良いだけのこと。
ぼくの場合は小型株投資に関して興味を持ち始めたので、このジャンルだけでも10冊近くの本は買っています。
それに投資に慣れてくると、より他の投資手法の考え方を取り入れるのが重要になってきます。
本当に自分がやりたいことなのか、そしてそのやり方の知識は持っているか、ということを確認するためのものになりますね。
気になる投資手法を小額で実践しよう
この時点で気になる投資手法は1つではないと思います。
ぼくの場合は初めは高配当株投資と日本小型株投資に興味を持っていました。
どっちの投資を選ぶのか。
結論、どっちもやりました( ̄▽ ̄)
別にどっちかに絞る必要はないのです。
資金を分けて運用したら良いですし、初めて行う投資は自分にとって合うとは限らないですからね。
そのため、高配当投資とともに小型株投資も行いました。
高配当投資として目をつけたのは米国高配当ETFの SPYD 。
小型株で目をつけたのは婚活銘柄である IBJ でした。
どちらとも10万円少しを買って様子を見ましたね。
株式投資を本格的に始めた当時はコロナショック中であったため、どちらも後に上昇しましたし、二番底が来ても大事なように資金は残した上で、その投資資金を100万円、300万円と増やしていきました。
ただ結局大きく投資したのは高配当投資でした。今では1,000万円以上投資しています。
小型株投資はチャートを細かく見る必要があったり、日々の決算情報も定期的に取得していく必要があります。
日々細かな時間が奪われるんですよね。
そして、それは会社員生活にも響いてきたのでやめました。
休み時間も仕事中もチャートを見たくなる欲求が止まらなかったからです。笑
今では数銘柄だけ合計100万程度投資しているだけですね。
投資手法を調べてまずは小額から投資をしてみる。
そして自分に合いそうであれば投資金額を増やし、合わないのであれば撤退する。
そういう風に臨機応変に対応できるようにしましょう。
ぼくの場合はそれまでにFXやCFDなど他の投資経験もあったので、投資金額を上げるタイミングは早かったですが、もし投資が初めてなのであれば、始めは数十万円程度で数ヶ月様子見して、半年後に50万円、1年後に100万円というように、慎重に行った方が良いですね。
投資を続けていると、いろんな投資手法を見かけるようになるので、やってみたくなると思います。
そんなときに資金が足りなければ、機会損失ですからね。どんな投資があなたに合っているかもわからないですし。
ぼくの場合、このブログでもいろんな投資手法を書いていますが、高配当投資とループイフダン(FXの自動売買)に落ち着きました。
ぼくのようにいろんなことに手を出して、実際に損失、利益を経験して決めていくのも良いでしょう。
その場合は繰り返しますが、小額で行ってくださいね。
投資をしない、と言う決断も1つの学び
ちなみに知識をつけても取り組まなかった投資手法もあります。
それは不動産投資ですね。
ワンルームマンションからアパート経営、戸建てまで、これも20冊以上は買いました。
また不動産投資に関しては管理会社や施工業者とのつながりも大事なため、大家さんが主宰するセミナーにも何度か足を運びました。
10万くらいは不動産に関する知識に投資しましたね。
でも、結果として、ぼくはやらない選択肢を取りました。
その理由は、資金を多額必要になるということ、そしてコロナショック直後の今では株式投資に利があったということです。
不動産投資においては多額のお金を借りることになるため、数千万円レベルのレバレッジがかかります。
頭ではわかっていたことですが、学ぶにつれぼくの性格的には合わない、という判断をしました。
そんな大金を1物件だけに投資する勇気はないからです。
小型株投資も同じなのですが、大きく資産を投じるからこそ値上がりした時の旨味を最大限に受け取ることができます。
ただもともと高配当投資をメインに投資している理由は、分散投資ができるから、という理由もあります。
そう考えると不動産投資は自分に合わないんですよね。
このように考えることができたのも、広く知識をつけることで、高配当投資や小型株投資という存在を知れたからこそです。
広く情報収集→選択集中が鉄板
「この投資手法は最強だ!!!!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」
そう興奮することもありますが、ちょっと冷静になりましょう。
どの投資手法にもメリットデメリットが存在しますが、1つしか投資手法を知らないとデメリットが見えないことがあります。
だからこそ、幅広く投資の手法を学ぶ必要があるのです。
そして、小額で投資してみて自分に合う手法を身につけていくのです。
もちろん、いろんな投資手法を同時で行うのも良いですが、管理が大変ですよ。
ぼくも一時期8つぐらい同時に運用していましたが、正直見切れなかったですし、利益や損失を把握するだけで時間が取られますからね。
時間がもったいないですし、あまり利益にならない投資は割り切ってやめた結果が今のシンプルなポートフォリオになりました。
これも経験したからこそ自信を持って言えることです。
いろんな投資を経験することは非常に重要です。
自分で実際に経験したからこそ、その結果に納得することができるのです。
他人にこの投資は良いよー、この投資はめっちゃ悪いよー、と言われてもピンとこないですからね。
ぜひ投資を行う際は、最低限の知識を身につけ、実際に投資を行ってみましょう。
ではでは!